有馬 立身(アリマ タツミ)
自己紹介:
出身地: 鹿児島県霧島市
最終学歴: 筑波大学工学研究科卒業
学位: 博士(工学)
職業: 九州大学大学院 工学研究院エネルギー量子工学部門 助教
学部講義:
- 量子物理工学実験: 燃料再処理で用いられる溶媒抽出法を使って、ウランの溶媒抽出実験を行う。水相中の硝酸濃度や有機相(溶媒)中のTBP濃度を変化させ、分配係数への影響を実験的に調べる。実験はW2-902にて行う。
- 創造科学工学基礎実験: Ge半導体検出器を使って、CsやCoといった放射性物質から放出されるガンマ線のエネルギー、強度を測定する。合わせて、福島第一原子炉事故で環境中に放出されたCsの土壌からのガンマ線エネルギーおよび強度を分析する。実験はW2-718にて行う。
- データ解析概論: 実験データの整理、統計処理を行う上で必要な数値データの取扱いについて講義する。(一部担当)
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課題集約演習: 数値計算手法の一つである分子動力学法を使って、ガラスの基本的な性質を評価する。演習はW2-915-1にて行う。(現在は担当外)
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プログラミング演習: プログラミングの基礎として、プログラムの本質であるアルゴリズムの基本的概念を理解することを目指す。与えられた問題を分析し、それを解くための手順を見つけ、これをプログラミング言語(ここではC言語)で表現する方法について学習する。演習はセンターゾーン1502にて行う。(現在は担当外)
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量子理工学演習II: 放射化学の基礎を学び、演習を行う。(現在は担当外)
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量子理工学演習III: 核燃料・材料(英文)に関する教科書を読み、まとめさせ、プレゼンテーションを指導する。(現在は担当外)
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自然科学総合実験: 物理学(発展編)実験を学部1年生を対象に行う。(現在は担当外)
大学院講義:
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原子力シミュレーション演習: mxdortoを使った分子動力学シミュレーション演習を行う。講義ではmxdortoプログラムの使い方、分子模型の描画方法、アニメーションの作成・実行までを演習する。講義・演習はW2-815にて行う。
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核燃料工学展望I、II: 核燃料の物性を中心に、原子炉工学の基礎を講義する。
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不定比材料工学: ウラン酸化物を含む主に酸素不定比性を持つ酸化物を中心に不定比化合物に関する講義を行う。
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原子炉物理学特論および実験: 京大実験原子炉を使って、他大学の学生とともに、基本的な炉特性の理解を深める。実習は京大炉にて実施する。(現在は担当外)
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核燃料サイクル実験I: 燃料再処理で用いられる溶媒抽出法を使って、ウランの溶媒抽出実験を行う。水相から有機相へとウランを抽出するだけでなく、有機相から水相へと再びもどす逆抽出までを行う。実験はW2-902にて行う。(現在は担当外)